こんにちは、MATSU(@gacuzinn)です。今回は音源やエフェクトをバンドルで購入する時に、チェックした方が良いと思うことについて書いてみました。
お得なバンドル製品
複数の音源やエフェクトがセットになったバンドル版。有名どころだとNative Instruments社のKompleteやWavesのGold Bundleなどがありますね。最近はSteinberg製の音源をまとめたAbsolute2なんかも発売されました。
制作環境が一気にグレードアップするバンドル製品。僕もとてもお世話になっていますが、購入する前にチェックしとかないとまずいなと思う部分もあるのでちょっとまとめてみました。それでは一つずつ見ていきましょう。
1.SSD・HDDの空き容量
バンドル品は複数の音源やプラグインがセットになっているため、その分格納するためのスペースが必要になってきます。
例えばNative Instruments社のKompleteは約130GB(Ultimateだと440GB)、East West社のHollywood Orchestra Diamondは約660GBの空き容量必要です。
「買ったけれど置くスペースがない!おしまいだぁ!!!」なんてことにならないように事前に空き容量をしっかりと確認しましょう。
またダウンロード版を購入する場合はダウンロード、インストール時に一時的に必要となる空き容量にも注意が必要です。
2.推奨スペック
こちらも重要な項目。推奨メモリ容量やCPU、OSなどプラグインの推奨スペックはしっかり確認しましょう。
買ったのに動かないではつらすぎます。沢山バンドルされているのなら尚更(;ω;`)
また最近はプラグインを快適に動作させるために、音源の保存場所にSSDを推奨しているメーカーもあります。
音源によっては読み込むだけでかなり時間をとられるものも増えてきたので、余裕があったらSSDに換装しておきたいところです。僕もしたい。。。
3.本当に必要?
自分にとって本当に必要なものがバンドルされていますか?既に持っているもので十分ではないですか?
Original Update by Eusebius
例えばKompleteシリーズの場合、オーケストラやシネマティックな曲を沢山作らない人にはUltimate版まで買う恩恵が少なかったりします。
バンドル購入は確かにお得ですが、恩恵があるかは人それぞれです。
すでにバンドル購入でプラグインをある程度所持している方が、新たに同じ系統のバンドルを購入するのも得策とは言いにくいですね。(バンドル大好き!!って方は止めませんが。笑)
Original Update by born1945
所持しているプラグインの中から不満が出てきたものだけを、少しずつ買い足していったほうが安くつく場合も。
購入前に自分が作りたいジャンルや、すでに所持しているプラグインとの兼ね合いを見直してみましょう。
その他、プラグインを買うときに気をつけたいこと
最後はバンドルに限らず音源を購入するときに気をつけたいところです。
Original Update by Sean McGrath
個人的にですが、プラグインを選ぶ際はそのメーカーの音が好きかどうか、自分が出したい音に近いかどうかが一番大事かなと思います。
所持しているプラグインは少なからず作風にも影響してくると思いますし、好きな音が出せる環境が整うとモチベーションもあがります。
またデモ版があればダウンロードして操作感をチェックするのも大切です。気に入って長く使っていけるものをしっかり選んでいきたいですね。