こんにちは。最近読んだ佐藤 優さんの著書『読書の技法』の中で30年に読める本の量について触れられていて、ふと「残りの人生で新しい音楽をあとどのくらい聴けるのだろうか?」と気になりました。
そこで今回は10年単位でどのくらいの曲数を聴くことが出来るのかざっくり調べてみたいと思います。
10年間で聴ける曲数
10年間で聴ける曲数は以下のように計算しました。
1日あたりの試聴時間×365日×10年÷1曲の長さ
1日あたりの試聴時間は以下のスマホでの音楽試聴時間の記事を参考に1時間半(90分)とします。
スマホで音楽を聴く人、1日何分くらい聴いている?-Garbage NEWS.com
1曲の長さは曲ごとにバラバラで、ジャンルによっても大きく異なるのでここではざっくり5分と仮定。
そしてこれらの値を計算式に当てはめると、
90(分)×365(日)×10(年)÷5(分)=65700曲
となり10年間で聴ける曲数はおよそ6万曲(1年では6500曲)聴けるという結果に。30年では20万曲、50年で33万曲ですね。
同じ楽曲を繰り返し聴いたりする時間が多いと思うので、実際はもっと少ない結果になると思います。
音楽配信サービスの全楽曲を聴くことは出来ない
この結果から例えば100年間、同じペースで音楽を聴いても約65万曲しか聴けないということがわかります。
最近サービスが始まったApple Music、LINE MUSIC、AWA Musicなどの月額制音楽配信サービスでは、どのサービスも2016年末までに少なくとも約1000万曲の楽曲が配信されることになっているのですが、実際には10分の1も聴けません。おぉ切ない。。。
聴ける音楽の数に限りがあるからこそ、自分の琴線に触れる音楽との出会いを大切にしていきたいですね。
考えるきっかけになった書籍です。